海外生活21年。国際結婚19年。母親15年。西オーストラリア州のパースに8年。リンクフリーです。


by ellie6152
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待遇のよい仕事



パースのある西オーストラリア州は、広大なオーストラリア大陸の左3分の1(この州だけでも日本の7倍の面積)を占め、ここの豊富な地下資源が国の財政を潤わす、言ってみれば「稼ぎ頭」のような存在でもある。

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この州の現在のバブル経済は鉱山などの地域を中心に広がっていて、どこの鉱山も人手不足が深刻な問題だ。
州都のパースから一番近い鉱山まで東京―青森間くらいの距離があるので、働き手はどんどんと鉱山の町へ流入、人口も増えつつある。


住む人が多くなれば町としても、それに見合う受け入れ態勢を整えなければならない。


鉱山の町で働く郵便局職員が不足している。
住む人が増えれば、配達する家も手紙の数も増えるのである。
鉱山のための町で、公務員の郵便配達希望者を見つけるのは至難の業だ。

仕方なくパースから派遣という形で現職員を送って凌いでいる様だが、人里離れて隔離されたような地方へ行かせる為、郵政省もそれなりの待遇を用意しなければならない。
移動も距離が距離なので飛行機になるし、国内線の航空運賃はバカ高い。

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場所によっても異なるが、カラーサなどの遠距離は、週の給与7万2千円に遠距離手当ての18万円が上乗せされ、週給25万円(月給100万円)になるそうだ。
カルグーリの遠距離手当ては週に14万円、トムプライスで12万円の上乗せに、家賃までも無料。

トムプライスの1年契約の職員は、3週間ごとに飛行機でパースに戻り週末を過せるというシフトになっているそうだ。
家族をパースに残した単身赴任には有り難い。

ただし、遠距離の生活費自体はパースに比べて、かなり割高とのこと。

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それでもパースの街から、どんどん鉱山へと人が流れてゆく。
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by ellie6152 | 2007-06-30 22:49 | パース

グリーンハウスガス



別にエコロジーにもの凄く興味があるわけでは無いわたしでも、「車を買うなら、レクサスのハイブリッド!」、なぁーんて思ってるくらいだ。
でも結局予算が足りなくて、その半額くらいで買えるプリウスになっちゃうんだろうなぁ・・・・。


「環境に優しい」の合言葉は、じわじわと普段の生活に沁み込み、気が付けばパースでも知らず知らずのうちに実践してたりする。
スーパーの買い物には「My袋」を持参するし、なるべくお店でも袋を遠慮したり。
少しずつではあるけど、浸透しつつある。
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最近テレビのCMでよく目にするのが、グリーンハウスガスの警告。
地球の温暖化防止キャンペーンみたいなものだ。
家の中や外、至る所で黒い風船が膨らみ、空へ放たれる。
乾燥機とか冷蔵庫とかの中から、ぷぅーっと風船が膨れて外にどんどん出てゆく。

この黒い風船が、日常の生活で作り出されるCO2.
なんと平均的な家庭で放出されるCO2の量は、一家庭年間風船20万個分。
大量の黒い風船が、住宅地から空にどんどん上がって行く映像は、強烈に目に焼き付く。
空が真っ黒の風船で埋まってゆく。

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実際には、放出されるガスは目に見えない。
だから気にならないのかもしれない。
でも、実際にCMみたいに目に見えたら、わたしみたいな単純な人間は、もっと深刻に事態を受け止め、地球温暖化防止委員みたいに、環境問題に取り組み始めるのではないかと思う。

ガスが空気中に放たれた瞬間に色が変わる発明がなされたら、分かり易くていいのかもしれないが、住みずらいだろうなぁ・・・・・、きっと。
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by ellie6152 | 2007-06-29 20:29 | 生活

パースの公園



わたしが初めてパースを訪れたのは、今から8年前。
ホリデーで訪れた。

ダーリンのお父さんがパースに住んでいたので、それ以前にダーリンが小さな息子を連れて、パースに何度か遊びに来ていた。
だからダーリンから、わたしが行った事の無いパースの街については、彼の感想を通して聞いていたのだが、彼の印象が強かったのは、

「公園がだだっ広くて、そして誰も居ない。公園敷地内の子供の遊び場の設備が、非常に整っているのに誰も居なかった」ということ。
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ダーリンはNZに居た時に地方選挙に出馬して、3年の任期で行政の仕事に携わったことがある。
その時、公園の設備向上のため、遊具を新しくするプロジェクトを手がけた。
ブランコが一基いくらだとか、どこそこのブランドは高いけど質が良いとか・・・・。
だからかもしれない、パースの設備の良さと公園に割かれる市の予算に驚いたのだ。
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オークランドの公園は、いつも満杯だった気がする。
他の子供が遊んでいる公園では遊ばない息子を持ったわたしとしては、息子をブランコに乗せるのに、誰も居なくなるまで、根気強く待たねばならなかった。

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だからパースに初めて来た時、「誰も居ない公園」というのがとても印象深く、珍しかったことを覚えている。

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どこの遊び場でも地面が、転んだり落ちたりしても怪我をしないように工夫されているし、殆どのところに日よけが張られている。
太陽光線が強いので、脱水症状や日焼けを考慮されているからだ。
本当に至れり尽くせり。
「どーぞ、お遊びくださいまし・・・・」って言ってるみたいに。

日本から見たら子供の天国みたいなところだが、真夏の公園は暑すぎて遊べないし、子供同士だけで遊ぶには必ずしも安全ではないので、親が他の子供をアレンジしたりしないと遊べない。
子供も習い事だとか、保育園だとかで大忙しだし。

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遊ぶ機会自体が少ないのかもしれない。

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誰も居ない公園は、設備が整っていればいるほど、逆に寒々しく見えるのは気のせいだろうか・・・・・・?
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by ellie6152 | 2007-06-28 18:55 | パース

通学路のスピード


パースの交通規則は厳しい。

スピードカメラもあちこちに隠れているし、飲酒運転の検問もよくあるし、交差点には至る所に信号無視のカメラが備え付けてある。
スピードカメラにお目にかかる確率は、メルボルンの48倍くらい。

よく見かけるのが、学校の通学路付近の道路。
必ずこーんなサインがある。
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朝と午後の通学時間帯に、指定された道路のスピードは最高40キロ。
警察がスピードガンで、そこを通る車のスピードを測定。
メルボルンほどでもないが、パースも私立・公立の学校の数は多いので、その時間帯になると通学路のスピードに十分に注意しなければならない。

せっかちなわたしなど、これがあるためにわざわざ通学路を通らずに迂回することも多い。
子供の安全を考えれば、やっぱりいいことなのだと思う。
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by ellie6152 | 2007-06-27 19:48 | パース

パースのバラ


今週はずっと雨の予報だったのに、なぜか外は快晴。
また天気予報がはずれた・・・・・。


ふと前庭に目をやると、そろそろ花の盛りを終わったバラたち。
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天気も良いので早速冬恒例、バラの剪定です。
春に備えて短く切るのです。
髪の毛で言うと、スポーツ刈りってくらいの潔さ。
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つんつるてん。

ほんの少し、枝に残った花たちは、目立つものは後日に残して
切れるものだけ切ってしまいました。

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残ったバラは枝の長いものはまとめて花瓶へ、短いものはケーキ陳列皿に水を張り、それに浮かべました。
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我が家の約50本あるバラは、全てピンクで統一してあります。
種類と色が微妙に違うのをエリア別に植えました。
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今朝、いつもの公園の目立たないガーデンで、悪戯に摘まれ捨てられた黄色いバラを発見。
黄色のバラは大好きだった義母のイメージに重なるので、放って置けません。
お家へ持ち帰り、我が家のピンク色のバラの中に入れてあげました。


パースはバラの生育にとても適しているので、あまり手間も暇もかかりません。
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やっぱりバラって綺麗だなぁー。
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by ellie6152 | 2007-06-26 19:05 | お気に入り

久しぶりに雨


最近のパースは雨。
週間天気予報によると、今週はずっと雨とのこと。
やっと冬到来かな?
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今日のいつもの公園も、ちょっと印象が違います。

パースの天気は基本的に、冬は降水量が多くダムに水を貯め、乾いた夏をその水で乗り切る。
ただここも異常気象で、何年も冬にまとまった雨が降らず、ダムも干上がる寸前だ。
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シドニーも水不足の悩みを抱えていたが、先ごろ2週間にわたる大雨で、ダムの水位がどぉーんと50%を越したそうだ。
これは約8年前の水位と同じで、それ以降毎年雨が少なく、ダムの水位はどんどん下がるばかりだった。
でも、この2週間の雨で一気に解消したのだからすごい。

6月の観測至上第二位の降水量だそうだ。


パースは晴れの日が多い。
写真を見るといつもほとんど晴ればかり・・・・・。

たまには灰色の空も悪くない。
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(雨が降っても気にしませーん!)


パースもたくさん降って、ダムの水位を上げて欲しいものだ。
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by ellie6152 | 2007-06-25 19:40 | パース

メルボルンの空


先日メルボルンで若い男性が、路面電車に轢かれはさまれて重傷を負った。
男性は道路を横断中ヘッドフォンで音楽を聴いていたらしく、トラムの警笛が聞こえなかったようだ。
危ない・・・・。

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路面電車が当たり前のメルボルンっ子には違和感が無いのかもしれないが、それに慣れていなかったわたしにとって、メルボルンの景色や交通規則やトラムを使った生活自体、慣れるまで少し時間が必要だった。
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空を見上げると、青空の手前に縦横に張り巡らされた黒い線がまず視界に入る。
その隙間から空が見えた。
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自分が籠の中に入った鳥のような気分。
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メルボルンの交通網は非常によく考えられている。
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電車も日本ほどではないが、快適な乗り物だ。

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多くの道路にはトラムが走っている。

トラムが走っていない道路には、バスの路線がある。


電車とトラムとバスを上手く乗りこなせるようになると、車での大渋滞の列に加わる必要も無いし、駐車場の心配も無い。

ただ、トラムはしょっちゅう停まるし、渋滞にも巻き込まれるので急ぐ時にはヤキモキする。
それと、乗り降りの際、段差が多く狭いので、車椅子やお年寄りには辛い。


パースにはトラムが無いので、メルボルンのトラムが懐かしい。
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by ellie6152 | 2007-06-23 23:47 | メルボルン

発見!


いつものようにシロクロを、いつもの公園へ。
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(シロクロ) 「マミィ、はやく、来てくだしゃい」

普段は寄らない目立たないガーデンの一角。
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ややっ、これは苺の葉っぱたち・・・・・?
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発見!!パースのイチゴ。
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まだまだ青いけど、しっかりイチゴ。


キャプテン・フックのクチバシ鳥を確認。
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シロクロ突撃!

フックのクチバシ、無事避難完了。
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シロクロ、鴨の鳴き声に興奮して急発進。
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泥沼池にダイブ。
とてもキタナイのだが・・・・。

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非常に満足。きょうもいい日だ。
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by ellie6152 | 2007-06-22 13:38 | 生活


オーストラリアの先住民族アボリジニ。
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彼らの歴史は証明不可能なくらい長いので、3万年だとか5万年だとかの説があり、とてつもない誤差だが、ただベラボウに「古い」ということだけは確かだ。

彼らによると、他の村の男性と駆け落ちしたあるアボリジニの女の子が、残した家族に対する罪悪感から、暗闇の中作業する家族を不憫に思い、照らしてあげるために太陽を作ったという伝説もあるようだ。

・・・・・太陽よりもアボリジニの歴史の方が古いらしい。
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NZにもマオリ族という先住民族がいる。
以前、NHKのドキュメンタリー制作の仕事で、マオリ族に密着取材して面白い話がたくさん聞けた。

それぞれの民族の言い伝えや伝説は大変興味深い。


この広い世界、たくさんの民族が存在するが、オーストラリアのアボリジニは他に類を見ないと思う。
外見も他の人種とは似ても似つかぬ風貌で、人間離れしている。
煎りたてブルーマウンテンコーヒー豆みたいな印象で、手足が細くて長い。

彼らは体臭がきつくて、どちらかというと動物のような獣臭さがある。
お風呂に入ろうが、香水を使おうが取れなそーな独特の臭いだ。

個人的には、オーストラリアへ来て7年以上になるが、アボリジニと話した機会が無いのである(わが家の敷地に、塀をよじ登って侵入しようとしていたアボリジニの子供のこそ泥軍団を叱り飛ばしたことはあるが・・・)。
普通に生活してて、交流というか、接点すら無いのが事実。

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彼らの生活は、それぞれの部族がひとつの単位として生活し、集団行動が主で、その結束は想像以上に固い。
インフラの整っていない昔でも、他部族間との交流もあったようだ。
ただ闇雲に広大な乾いた大地を移動する自殺行為ではなく、目的の遠く離れた他の部族へ会いに行くために、口承された地図を頼りにこの大陸を安全に旅する、非常に頭の良い賢い人種だ。


男衆と女衆に分かれていて役割分担があり、そしてそれぞれ秘密の儀式がある。
秘密は同じ部族であろうとも一切書き残したり、外部へ漏らしたりはご法度なのだ。
だから未だに秘密のベールに包まれてて謎も多い。

掟は至る所に存在するようで、例えば死者の名前やそれに近い響きの言葉を言ってはいけないなど、不吉なので似たような名前の人は自分の名前を変えなければならないとか・・・。
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この広大な大地で、過酷な自然と白人入植者からの迫害の歴史の中、今まで生き延びてこられた彼らの強さは、やはり長年受け継がれた生きる知恵と、太古の民族としてのプライドなのかもしれない。
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by ellie6152 | 2007-06-20 15:30 | オーストラリア
パースからインドネシアへは、シドニーやメルボルンに行くよりも近い。
飛行機で3時間くらい。
お隣さんということもあり、オーストラリアとインドネシアの関係も密接だ。


先日テレビのドキュメンタリー番組で、インドネシアの東ジャワ州で一年前に起きた人災、天然ガス掘削井戸の熱泥噴出事故の現在の村の姿を映していた。

この事故が原因で11もの村が泥に埋まり、一万人以上の住民が住むところを失った。

さらにこの熱泥の噴出量がどんどん量を増し、現在では事故当時の2.5倍の噴出量になっている。
一日の噴出量が、公式オリンピックプール50杯分に匹敵するのだ。


この噴出する泥が発生するガスには、発がん性物質も含まれる。
押し流されてきた泥が湯気を立て、そこら辺一帯はまるで温泉街。
効能があるわけではなく、毒ガスを含んだ熱泥で、お湯ではない。
泥は100度以上もあり、さながら地獄谷のようだ。

このガス田削掘はインドネシアのラピンド社が手がけていて、オーストラリアのサントス社が18%の株を保有している。
ラピンド社としては、この事故を3日前に起こった地震のせいで井戸が決壊したと主張しているようだが、震源地から遠く震源も浅く時間の経っている地震が引き金となったことは考えられない。

さらに避難している住民への保障を、家の所有証明書を持ってくればお金を払うと言っているが、避難するのに15分の有余しかなく、家の権利証を持ち出せた人は少ない。
すべて泥の中へと埋まってしまった。

ラピンド社の株の50%は、インドネシアのリッチリストに載るほどのファミリーが所有しており、政府の要員にも名を列ねている。
お金と権力が物言うインドネシアだ。
一体どうなるのか・・・・・?


わたしが一番恐怖を感じたのは、学者の人が主張する説だ。

「泥の噴出期間は、過去のデータでは20年。今回の場合はどのくらいかかるか分からない。それよりも怖いのは、泥を全て出し終えた後の地下の空洞が、地上を飲み込み崩れ落ちる可能性がある」

泥は地下5キロメートルから吹き上がってくるが、その下の空洞はどのくらいの広さになるのだろうか?
それが地上を陥没させる規模は、どのくらいの範囲になるのか・・・・・。

考えただけでも恐ろしい。
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by ellie6152 | 2007-06-19 12:30 | ニュース