人気ブログランキング | 話題のタグを見る

海外生活21年。国際結婚19年。母親15年。西オーストラリア州のパースに8年。リンクフリーです。


by ellie6152
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

我が家の釣り船、大活躍

ボートを買ってからしばらく経ちますが
今日、初めて乗りました。
何度も主人と息子に誘われていたのですが
勉強が忙しかったり、気分がすぐれなかったりと
ナンダカンダと理由をこじ付け延期してました。

暑くもなく寒くもなく、しかも早朝でもなく。
風も無いので、我が家の近く(車で2-3分)の船着場までボートを牽引。
そこに車を停め、乗船です。
我が家の釣り船、大活躍_d0117077_22211773.jpg

(注:これは、うちの釣り船じゃありません。。。。)
サウスパース、パースの街に行き引き返して
シェリーブリッジまで行きノンビリ。
我が家の釣り船くんはスピードも出るけど結構快適です。
大人4人乗っても、余裕で寝転がれるます。
うちの釣り船くん、なかなかやってくれます。
我が家の釣り船、大活躍_d0117077_22214435.jpg

年末年始の休暇中ということもあり
水上は大賑わい。

我が家の釣り船、大活躍_d0117077_2237415.jpg

ジェットスキー、ヨット、クルーザーがそれぞれ違ったスピードで大混雑。
我が家の釣り船、大活躍_d0117077_22374819.jpg

水上スキーやドーナツ浮き輪スキーとかもいて
ウォータースポーツが盛んな街です。
我が家の釣り船、大活躍_d0117077_22392851.jpg

我が家の釣り船、大活躍_d0117077_2240818.jpg

パースの街中を走っている車に4WDが多いのも頷けます。

先日、ダーリンと息子で近くの島へ行ったときのこと。
「トドとペンギンとイルカが居たよ!」と大興奮。
写真に収めてきました。
我が家の釣り船、大活躍_d0117077_22245817.jpg

(恍惚・・・・)
我が家の釣り船、大活躍_d0117077_22254061.jpg

海の水も透き通っててキレイ。
我が家の釣り船、大活躍_d0117077_2226456.jpg

インド洋をマリーナから沖へ20分足らずの場所です。

改めて「パースってスゴイ!」
# by ellie6152 | 2008-12-28 22:44 | 家族イベント

クリスマスの定番料理


ものすごい時間が経ってしまいました。

わたしは元気です。
12月初めに移民法コンサルタントの国家試験に合格し
「いざっ!職業婦人」と職場復帰を予定していたら
わたしが一生懸命勉強している間に、いきなり世界大恐慌よ。
クリスマスだっつーのに、街は不況の嵐が吹きまくる。。。。

本当は毎年、どこもかしこも買い物客のヒト、ヒト、ヒトと車、車、車なのだが
今年はスカスカで、気温も日中25度前後でスゥーカスカ。
街の規模が小さいと、不況が表面化するのが早いです。

という訳で、再就職先を探したけど
なんせ業種が特殊なので、なかなか見つからず
一気に独立開業になりそうな気配。。。。。
移民バブルもはじけたので、どこもかしこも暇みたいです。
ああ、わたしの移民たちは何処へーーー?
ボートに乗ってやってくる人々は多いけど、
クライアントにはならないので却下です。

オーストラリア移住をお考えの方、是非ご一報を!


さてさて、クリスマスも無事に終わり
ホッと胸を撫で下ろしております。

今年はNZよりダーリンの妹が年末年始のホリデーで滞在。
友人も招いてクリスマスディナー(ランチタイムでもディナーです)

巨大な頂き物の七面鳥は、6キロぐらいのサイズ。
カチカチに冷凍してあったのを解凍したけど、実に5日も掛かりました。

わたしのオリジナルレシピです!

1.冷蔵庫の奥底で発掘した残り物のミックスナッツ。
ドライの果物とかもカチカチになって発見。
これをみじん切りの玉ねぎ&セロリなどの残り物野菜と一緒に炒め
出来上がりに自家製のパン粉と生卵を加え手で捏ねます。

2.七面鳥の身と皮の間に手を突っ込み、そのスタッフィングを詰め、
内臓や首のあったであろう場所の穴にも詰めます。

3.七面鳥がオーブンの中で暴れないように、タコ糸で縛ります。

4.室温バターをまんべんなく塗りたくり、ベーコンを巻き爪楊枝で固定

クリスマスの定番料理_d0117077_207229.jpg


5.オーブントレイの上に網を敷き、七面鳥を乗せ、
普段から貯めてある野菜の切りくずを敷き詰め、
底にシェリー酒と白ワインをドボドボ注ぎ、アルミホイルで包みます。

クリスマスの定番料理_d0117077_2075419.jpg


6.220度で40分、その後170度で4時間。
クリスマスの定番料理_d0117077_2085832.jpg

アルミホイルを外して、タレを刷毛で10分おきに塗り180度で1時間。
タレは、バルサミコ酢にゴールデンシロップ(メープルでもいい)にオリーブオイル。
お肉の中の温度は80度で出来上がり。

七面鳥は肉が厚く大きいのでパサパサになり易いけど
この方法なら物凄くジューシーで、数日間冷蔵庫で保存してても柔らかいまま。
もちろん鳥の丸焼きでも応用できます!
このレシピは絶対にお勧めです。



クアプリコットジャムとメープルシロップとパイナップル缶の汁で漬け込み
それを刷毛で塗りながら焼いたクリスマスハムと、
NZとオーストラリアでいつも発祥の地をめぐり喧嘩腰の話題になる
パブロヴァというメレンゲのケーキも焼きました。
クリスマスの定番料理_d0117077_20283428.jpg

卵白とお砂糖、コーンスターチ、クリームオブタータ、お酢入りで
とに角10分以上は確実に泡だて器フル回転。
100度で1時間半掛けて焼き上げます。
生クリーム(わたしのは蜂蜜とカスタード入り)を塗り
フルーツでトッピング。

さらにクリスマスミンス、クリスマスプディング。

クリスマスの定番料理_d0117077_20291730.jpg


お祝い事のお料理は楽しいです。

あー、無事に終わってよかった。
# by ellie6152 | 2008-12-27 20:35 | Cooking

変わった女弁護士



オーストラリアも、他の国に負けず劣らず訴訟社会。
連れ合いが弁護士で、自身も弁護士事務所で仕事をしているが
本当にひとことで「弁護士」と言っても、色々なタイプがいるものだ。
変わった女弁護士_d0117077_22543628.jpg

わたしがアシスタントをしている女性弁護士は、弁護士歴20年以上のベテラン。
主に移民法と民事訴訟を手がける。
彼女は中国系オージーで、小さい頃に移民としてこの国に入って来た。
中国語は話せなくて、子供と動物をこよなく愛する女性だ。
年齢が近いせいもあるし、彼女の人柄もあって仲良くしているが
社内では、変人と言われている。
なんせ私以外の人とは、ほとんど話をしない。。。。。
さらに、めったに自分の部屋から出てこない。
誰も彼女の部屋に行きたがらない。
部屋は。。。。ファイルが散乱していて、彼女はいつも探し物をしている。
足の踏み場が無いので、デスクに辿り着くまでが障害物競走。

この彼女、実は月~金は弁護士で、土曜日は近所のスーパーの精肉売り場で
肉詰めやハムをスライスし接客もこなす店員でもあり、日曜日はカンタスの機内食を作る工場で働く。
変わった女弁護士_d0117077_22522641.jpg

別にお金が必要なわけではない。
ただ単に、土日に何かをしていないと、抱えてる訴訟のケースのことで頭がいっぱいになり、結局事務所で仕事をする羽目になる。
そうすると、どこからどこまでが1週間の単位か、分からなくなるから。
まったく違うことをすることで、完全に頭を切り替えることができる。

何も考えなくていい仕事は、それだけで頭を休められるそうだ。
物理的にオフィスに行かなくても、結局脳はフル回転で仕事のことを考えてしまう。

「お客さんが自分に期待してない」ってのが心地良いと言うし
「ちょっとくらいハムを厚めに切っても、お客さんは文句も言わない」
「たかが2-3百円の商品を売って、みんなHappyなのがホッする」
職場の人も彼女が弁護士だって知らないので、高度な要求もしない。
そのスーパーで、もう5年以上も働いているそうだ。
変わった女弁護士_d0117077_2253884.jpg

例えが過激だが、東電OL殺人事件の被害者を思い出した。

弁護士の世界は時間が勝負。
毎6分でタクシーのメーターのようにチャージが加算される。
中堅弁護士の彼女のクライアントに請求する金額は、6分で4千円(1時間4万)。
電話に出ると共に、PC画面の時計をクリックされ、自動的に請求。
手紙、ファックス、Eメール全てに適用。
変わった女弁護士_d0117077_2254541.jpg

請求額が高くなればクライアントから文句が出るし、
少なければ少ないで「仕事をしていない」と見なされる。
各弁護士の年間の請求額と回収額が年俸の基準になる。
請求額イコール請求可能な労働時間でもある。
基準に満たないと、あっさり首を切られる世界。

「本当は獣医になりたかった。。。。」
「進路を間違えた」
「弁護士なんて性に合わない」と言う彼女は早期リタイヤを計画中。


それでも幼児虐待ケースや、傲慢な男性配偶者との離婚に悩む弱い女性などのケースになると、感情移入して俄然力が入るのを見てるので
ぜったい彼女は弁護士に向いてると思うんだけどなー。
# by ellie6152 | 2008-09-26 22:58

福岡小1殺害事件


本当に痛ましい事件です。

障害を持つ子の親にとっては
胸を締め付けられる事件です。


子供が母親に殺められたという事実はもちろんのこと
母の気持ちを考えると
許されることではないけど
母も子供も可哀想。。。。


障害を持つ親は
周りが思う以上にずっと傷ついています。

いつも自分の子の成長と、周りの子を比べ
「なぜ?」「どうして?」と
当の本人や周りには分からない葛藤との戦い。

異質が受け入れられずらい日本社会なら
なお更のこと。
異質を個性と尊重する外国に居てさえ
「普通」という、見えないこころの中の言葉の呪縛に支配され
葛藤を繰り返します。

周りの子供の、目を見張る成長や活躍ぶりは
容赦なく我が子を現実へ引き戻す。

子育ての葛藤を、ひとり孤独に乗り切るのは
本当に大変なことだと思う。


息子も、見えない障害を抱え
その度合いが軽いからかもしれないが
ダーリンの支え無しでは、難しかった。

こんなに楽天的な自分でさえ、そうなのだから
思いつめる人や、孤独なひと、ましてや事件の母のように
難病を抱え、自分の日々の生活自体も辛いのなら
精神的に追い込まれるだろう。

子供の将来への不安は
まだ子供の可能性が、見えてこない時期のほうが
大きいのかもしれない。

彼女の子育ての6年間は
あっと言う間ではなく
一日がとても長く、途方もない歳月
突発的な行動に走る子の親なら
一時たりとも気が休まる時はなかっただろう。
毎日クタクタの体力勝負。

だから遠い先の子供の将来に
悲観的になったのかもしれない。

亡くなられたお子さんは
障害や年齢のせいもあるが
母の心のうちの葛藤を知らない
コントロールの利かない別の人格だ。

何かのきっかけで
ぷつんと、糸が切れてしまい
突発的に殺めてしまったのかもしれない。


憶測で事件を語るのは好ましくないけど
本当に悲しい事件。

だからと言って
亡くなられたお子さんの未来を、握りつぶす行為は
許されるべきではない。

ご冥福をお祈りします
# by ellie6152 | 2008-09-23 09:30

息子の学校は、広大な大学の敷地内にある。
中高は私立が3校大学の中に建ってるのだ。

そして、その大学は、現在わたしの大学でもある。

昨夜からまた新しいユニットが始まった。
5時半開始の9時半終わり。

授業が終わり、講堂から駐車場へ向かう道は
「野うさぎ」で埋め尽くされ
クモの子を散らしたように逃げてゆく。

息子の学校構内にも、ウサギがピョコピョコ。
最初は学校で飼ってるペットかと思い、感激したのだが
夜になると団体で大学内を飛び回る。
もうペットじゃなくて、ペストの域・・・・・。

大学が始まると、同じ場所を1日に3回も往復する羽目になるのだが
最近、しろくろのお散歩に、森の探検をメニューに追加。
しろくろとワイルドフラワー_d0117077_12232571.jpg

しろくろとワイルドフラワー_d0117077_12241625.jpg

(ごめんくださぁーい!だれか中にいますかぁ?)

大学構内の未開地の雑木林。
今まで一度も足を踏み入れたことがなかったが
ここが本当に面白い!

ちょうどワイルドフラワーの時期なので
カメラを持って探検開始。
(ダーリンには危ない!って言われるので内緒です)
しろくろとワイルドフラワー_d0117077_12251721.jpg

しろくろとワイルドフラワー_d0117077_12254636.jpg

しろくろとワイルドフラワー_d0117077_12404683.jpg

しろくろとワイルドフラワー_d0117077_12411523.jpg


悲しいかな、自分では、どれがワイルドフラワーで
どれが雑草かってわかってません。。。。

野生のカラーが、咲き乱れてました。
しろくろとワイルドフラワー_d0117077_12262815.jpg


色とりどりの可憐な草花がたくさん。
しろくろとワイルドフラワー_d0117077_12271443.jpg


遭遇したひつじに、しろくろ、ボーダーコリーの野生の血が騒ぐ。
ひつじ、ボーゼン。。。。
しろくろとワイルドフラワー_d0117077_12283884.jpg


しろくろとワイルドフラワー_d0117077_1230759.jpg

灯篭流し(?)みたいな光景ですが、植林したのですね。

友人が、ワイルドフラワーのガイドをしていて
「ワイルドフラワーは宝探しみたい」って聞いてます。
しろくろとワイルドフラワー_d0117077_12331935.jpg

お花の名前を、ひとつづつ覚えてゆくのも楽しいかもしれない。

しろくろとワイルドフラワー_d0117077_12342878.jpg

小一時間ほどの探検でした。

さっ、勉強勉強!
# by ellie6152 | 2008-09-09 12:42