メルボルンの空
2007年 06月 23日
先日メルボルンで若い男性が、路面電車に轢かれはさまれて重傷を負った。
男性は道路を横断中ヘッドフォンで音楽を聴いていたらしく、トラムの警笛が聞こえなかったようだ。
危ない・・・・。
路面電車が当たり前のメルボルンっ子には違和感が無いのかもしれないが、それに慣れていなかったわたしにとって、メルボルンの景色や交通規則やトラムを使った生活自体、慣れるまで少し時間が必要だった。
空を見上げると、青空の手前に縦横に張り巡らされた黒い線がまず視界に入る。
その隙間から空が見えた。
自分が籠の中に入った鳥のような気分。
メルボルンの交通網は非常によく考えられている。
電車も日本ほどではないが、快適な乗り物だ。
多くの道路にはトラムが走っている。
トラムが走っていない道路には、バスの路線がある。
電車とトラムとバスを上手く乗りこなせるようになると、車での大渋滞の列に加わる必要も無いし、駐車場の心配も無い。
ただ、トラムはしょっちゅう停まるし、渋滞にも巻き込まれるので急ぐ時にはヤキモキする。
それと、乗り降りの際、段差が多く狭いので、車椅子やお年寄りには辛い。
パースにはトラムが無いので、メルボルンのトラムが懐かしい。
by ellie6152
| 2007-06-23 23:47
| メルボルン