増え続ける包丁
2008年 01月 29日
スパーで買い物してる時

「パン売り場コーナーで、果物包丁差し上げます!」
と店内放送。。。。
「本当かぁー???」
売り場に行くと
台の上に立ったおじさん
いきなり包丁のデモンストレーション
「こんなことだと思ったよー」
と、立ち去ろうとしたら・・・・・・
あっらー、その包丁、すっごく切れがいいじゃない!?
おじさんは焼きたてパンを切ったり
トマトを包丁の刃の上に落としてみたり
もう人を掻き分け
オバサン丸出しで最前列へ
一番前で食い入るように
おじさんの包丁捌きに見入るワタクシ
「そこのヤングレディー、見てごらん!」
とわたしを指差し
「えっ、そんなぁ。。。ヤングだなんてぇー、もーおじさんったらーっ・・・・」
一人で照れてたら
皆の目は、おじさんに釘付けっ!
なな、なんと、
鉄のトンカチを包丁で切ってるのよー。
糸鋸みたいにしてっ。
びっくりーっ!!
でも、家の引き出しに眠る
たくさんの包丁さんたち・・・・。

(冬眠中、zzzz・・・)
「さぁさぁ、今買うと、もう一本もれなく付いてくる!」
(あー、よくある話だ・・・)
「今日だけ特別にもう一本付けて、全部で3本」
(ふーん、三つもいらないよねー、普通)
「これで3300円ポッキリだっ!」
(一本千円+消費税か・・・・)
「さらにオマケで、しなやか切れ味、肉魚専用ナイフも付けちゃうよー」
(あらっ、これ便利なのよねー)
「それに、果物ナイフも3本付けるぞぉ」
(ええっ、一気に三つときたかい?)
「えーい、やけくそだぁ、果物に直接差し込むジューサーも二つセット」
(すごい、お買い得っ!)
ほとんど見ていた人が(注:全員おばさん)
「ちょーだい、ちょーだい」を連呼して
掻っ攫って行った。
・・・・・わたしは以前、
TVショッピングで、似たような包丁セットを2セット買って
(1セット買うと、もう1セットプレゼントってやつで
友達にあげた・・・・)
ものすごーく後悔した経験の持ち主だ。
翌週には同じ値段で3セットになってた・・・・。

これです・・・・
凍った缶ジュースを包丁で真っ二つにして
「すっごーい!!」の勢いでの買い物だった。
今は引き出しの中の住人。
だいたい、凍った缶ジュースを缶ごと包丁で切る主婦なんて、この世にいるかぁ?
それにしては実物は
あんまり切れ味がよろしくなかった・・・・。
刃が安っぽくて、切ってるとグニャってシナるから
切り口は
バナナ型
ナイフは既にもうたくさんあるし
一番いいのは
研ぎに出すことだって分かっちゃぁいるが・・・・・。
デモンストレーションに弱い!
(騙されやすい、懲りない、学習しない)
さっさと後片付けしてるおじさんに
「本当に切れるの、これ?」
って半信半疑で聞いたら
「んーじゃ、きみには特別にもう2本オマケだ」
と、山のようにナイフを持たされた。

何しに行ったんだか・・・・・。
幸いにも、このナイフ
よく切れる!
いつまで持続するのかが問題
ふふふっ・・・・
今のところ
スペアはたくさんあるのよー
なんてったって
商品名
Forever Sharp!

・・・・・・・
っつーことは
スペアは一生日陰モノ・・・・?